じわじわと暑さが増してきているカタール。カタールの本格的な灼熱の日々はもうすぐそこです。
さて、前回の話そう会の記事から1ヶ月半、その間私たちは今年のスピーチコンテストの準備に追われてきました。
そして先週の3/10(土)がまさにそのスピーチコンテスト本番の日でした。
今年も会場はカタール大学。
22名の出場者が素晴らしい日本語のスピーチを披露してくれました。
こちらはコンテスト開始前の様子。熱心に原稿を確認している皆さん。
緊張した面持ちで会場に入られた皆さんでしたが、
A部門の朗読、B、C部門のフリートピックでのスピーチ、
それぞれ皆さん一生懸命練習した成果を存分に発揮されていました。
出場者の皆さんの一生懸命な姿に、5名の審査員の方々も真剣に向き合ってくださいました。
そして気になるコンテストの結果ですが…。
A部門1位はサラさん。
気持ちのこもった朗読で、しゅのばんのばけものの恐ろしさがよく伝わってくる素晴らしい朗読でした。
日本人でもなかなかこのような抑揚は出せないなぁと思いました。
B部門1位はドハさん。
日本語力の高さもさることながら、パレスチナについて日本人の皆さんに知ってもらいたいという
強い熱意が伝わってくる素晴らしいスピーチで、聞いている私も胸を打たれました。
ドハさんのスピーチは、もっと多くの日本人の方に聞いてもらいたいなと思いました。
そしてC部門で圧倒的な日本語力を発揮して優勝したのがモハメドさん。
これはもうさすが!としか言いようがありません。
普段日本人の方に囲まれてお仕事をされているとはいえ、
ここまでの日本語力はやはりご本人の努力あってのことでしょう。
おめでとうございます!!
コンテストの合間や、表彰式までの間には、
今年もおなじみ、QUのジャパンクラブ、イクラムさんの落語があったり、
丸紅さまからお習字のプロに来ていただき来場者の皆さんに書のプレゼントがあったり。
皆さん休憩時間や表彰式の後には軽食を楽しみながら歓談されていらっしゃいました。
出場者の皆さんもコンテストが終わる頃にはホッとされたのか、
笑顔をあちこちで見ることができました
実はコンテスト後のこの軽食も楽しみの一つだったり。
今年はサンドイッチやインド料理、中華料理、お寿司や唐揚げなんかが並んでました。
出場者の皆さん、大変お疲れさまでした!
コンテストに出た経験が皆さんの糧となり、今後の日本語学習への活力となれば幸いです。
また、大使館やJALTAQのスタッフの皆様も早朝からたくさんの方にご尽力いただき本当にありがとうございます。
そして長時間のコンテストに臨んでくださった審査員の皆様、たくさんの商品を提供してくださったスポンサー企業の皆様、
スピーチコンテストに関心を持ってご観覧に来ていただいたご来場者の皆様、
本当にたくさんの方に関わっていただき無事に盛況のうちにコンテストを終えることができました。
この場を借りて皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今回でめでたく10回目を迎えたカタール日本語スピーチコンテストですが、
来年はさらに素晴らしいものにしていけるよう、
私たちもこれからまた頑張っていきたいと思います。
では皆さん、また来年のスピーチコンテストをお楽しみに!!
by Hong