JALTAQの勉強会では9月から
「勉強会に参加した人全員が振り返りメモ作成を作成する」ということになりました。
これはすごくいい!です。
以下、目的とその効果を書き留めておきますね。
①自分の学び(頭の整理)のため
日本語教育の勉強量は多く、深いです。
勉強会の内容を簡単に(一度で)理解しようと思わないでください。
(特に勉強を始めたばかりのかた)
まずは、何が分かったかを把握することが大事。
分からなかったことは、分からないな、難しいな、と書き留めておければ充分です。
感じたことをメモで書いておくと後で読み返したときに、その時の記憶がパットよみがえりやすいという効果があります。
また、後で振り返ったとき、あの時はここが分からなかったんだ~とか、こんな風に解釈していたけど、今は違うなと感じることで自分の成長を実感できたり、大事なのはこの思考のプロセスでその中での気づきです。
②メンバーとの情報共有
ほかの人の振り返りメモを読むことで新しい気づき・発見をできることがある。欠席した場合でも、メモを読むことで内容を把握し追いつくことができる。皆で勉強しているメリットですね! (ともに勉強できる日本語教師の仲間がいるというのは、とても恵まれていて励みになります。)
これは決して競争ではありません。人のと感じ方の違いや差に気が付いたら、そのことを楽しむ気持ちも大事。なぜそう理解したのだろうか?そう考えたのか、そんな風に考える習慣は、時に、日本語教師として、学習者の気持ちに寄りそうことを助けるのではないか、と考えます。
③勉強会開催側と参加者との相互コミュニュケーション
みなさんのメモを読んでいると、どこが伝わっているのか、伝わりにくいのか、何を求められているのか把握することができて、意思疎通がしやすくなりました。勉強会の準備にも今までにはない励みと達成感を感じられるようになりました。
④JALTAQの活動記録として
後から続くメンバーが勉強会を開催していくとき、記録を残しておくことで、勉強会を継続できる足がかりになればという思いがあります。
ドーハは人の出入りが多く、教師会のメンバーも入れ替わりが多いです。
私たちメンバーの多くが数年後にはドーハを去らなければなりません。
JALTAQでは勉強会に限らず、すべての活動において、
"後から来た人たちのために、教師会の活動を継続しやすい環境を整えること"を考えながら、今できることに取り組んでいます。
教師会の勉強会は
毎週水曜日 9:30~12:00です。
◆日本語教師をの育成
◆教師のブラッシュアップ を主な目的に行っています。
ジャルタックの活動に興味の有る方はこちらまで
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ジャルタックホームページ
By chacolita